100周年を迎えて

同窓の皆様方、お元気でお過ごしのことと存じます。加茂暁星高等学校はついに創立100周年を迎えることになりました。

「暁星」は、明けの空に見える金星のことを指します。加茂の大昌寺にて、大志を抱いた勤労青年たち、その後の同窓の方々が見上げていた暁の星を、100年たった今でも私たちは見上げています。日々、自身の進路実現に向けて取り組む生徒たち、早朝練習をする野球部員、サッカー部員、バレー部員、深夜まで看護実習記録と格闘する看護科の生徒たち、その努力は暁星が見守っているのです。

100周年の記念事業として、2020年9月11日に同窓会よりスクールバスを寄贈していただきました。その側面には流れ星がデザインされています。ほかのデザインも候補に挙がり、アンケートの結果は同数で迷っておりました。しかし、8月9日の夜、野球グラウンドにて夜空を見上げていたところ、デザインとまさに同じ角度で星が流れたのを見たのです。この出来事で、デザインが決定いたしました。

街の灯からはなれ、夜空に天の川と満天の星をいただくこの地で、これからの100年をどう歩んでいくのかは我々に課せられた宿題でもあります。特に新校舎、学生寮、最寄りの駅の建設などこれからの本校の発展に必要な教育環境の整備にも取り組んでいかねばなりません。

暁星の下でともに学んだ同窓会の方々の、温かい支援に感謝するとともに、なお一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願いいたします。

加茂暁星高等学校 学校長 西村香介