決意新たに、専攻科進級式|看護専攻科

平成31年4月4日(木)、看護専攻科進級式が行われました。

式の冒頭、西村校長先生から生徒に激励の言葉をいただきました。

何かと多忙な看護学生に向けて、レジリエンスの育て方やマインドフルネスの考え方についてお話をいただき、実際に心を落ち着ける呼吸法を一緒にやってみました。

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次に、各学年の代表が決意の言葉を述べました。

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専攻科1年代表 決意の言葉

私たち62名は、本日看護専攻科へ進級いたします。専攻科の制服に身を包み、「看護師になる」という夢に少しずつ近づいていることを実感するとともに、新たな環境で勉強できることに希望と期待で胸がいっぱいです。

私たち15回生は、自ら発信することや、教員や指導者とコミュニケーションをとることが苦手で、自己判断で行動してしまうことが多々ありました。また、普段の授業や家庭学習を主体的・計画的に取り組めていませんでした。そのような課題点がある一方、私たちの強みは、困難に直面した時に互いに助け合い、協力して課題解決に取り組む団結力があることです。これまでの高校課程でも、自分の弱さやだらしなさと向き合うことが怖くなり、「辞めたい」と思うことが何度もありました。そんな時、心の拠り所となるのは信頼できる仲間たちでした。専攻科課程では、より専門性の高い講義内容やより実践的な臨地実習となり、今まで以上に思い通りにはいかず、大きな壁にぶつかることでしょう。しかし、どんな困難に対しても62名で励まし合い、助け合うことで、その困難を乗り越えていきたいと思います。困難に直面したときこそ、成長へのチャンスが訪れているのだと信じ、少しずつでも自分の弱さやだらしなさと向き合っていけるよう努力していきます。

私たち15回生の目標は、全員で国家試験に合格し、笑顔で専攻科を修了することです。そのために1日1日の学びを大切にし、知識や技術だけでなく精神面も成長し、相手を大切に想う心をこの2年間でさらに磨いていけるよう、精一杯努力していきたいと思います。

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専攻科2年生代表 決意の言葉

看護学生になって、5回目の春を迎えました。一年前専攻科に入科したころは、看護師に近づいた喜びと同時に、自分は学習についていけるのかという不安を感じていました。しかし、仲間と支えあい、試験や実習を乗り越え、最高学年となりました。

私たち14回生の強みは、課題に真剣に取り組み、言われたことはきちんとやれることです。授業では多重課題で大変なこともありましたが、限られた時間の使い方を学ぶことができました。また、課題に取り組んだことで、その後の実習では、大きなつまずきなく終えることができ、課題をきちんと行うことが、結果的には自分を助けることにつながることを実感できました。しかし、言われたことはきちんとやれるということは、裏を返せば言われたことしかやらないということです。4月から始まる領域実習では、主体性をもたなければ、学べることも学べません。主体的に取り組み、先を見て行動ができる学年になりたいと思います。そして、最高学年として日常生活でも、後輩の見本となるように、素直さと感謝を忘れずに、62人全員で看護師になれるように1年間頑張ります。

最後に、看護専攻科の新年度体制と担任団が発表され、校歌斉唱をして式は終了しました。

看護科では、今年度も教職員が一丸となって生徒をサポートしていきたいと思います。

1年間、よろしくお願いいたします。