教育方針
「新たな100年へ、暁星は輝き続ける。」
加茂暁星高校は2020年に創立100周年を迎えました。
スピーディーに変わっていく情報・国際社会だからこそ、いつの時代にも変わらない価値観・生き方の教育がますます重要です。
加茂暁星高校は、仏教の教えである「四弘誓願」にある3つの教えを教育理念にすえ、常に社会変化にアンテナを張り、新しい教育手法を取り入れながら教育を行っていきます。
教育理念
加茂暁星高校は大正9年に加茂朝学校として、曹洞宗 大昌寺の住職・西村大串禅帥により、お寺の本堂で講義をしたことがはじまりです。
本校の教育理念は仏教の教えである「四弘誓願」にある3つの教えを据えています。
- [ 利他の心 ]困っている人に常に慈悲の心で救いの手をさしのべることができる
- [ 自己研鑽 ]目標・理想を掲げ、成功・失敗から学び続け自分を高めていく
- [ 協調性]仲間と協調し貢献し、他人の成功や成長を喜びとし互いを高め合う

徳育・知育・体育において、仏教精神にもとづく人間形成、高校生としての確かな学力の向上、健やかな心身づくりを目指します。
特に時代の急速な変化に伴う大学進学率の向上、情報化、国際化、少子高齢化時代の対応を踏まえて、必要な教育施設の充足・向上によりよりよい教育課程に改善して、高大接続を意識した特色ある教育を実現します。
看護科・看護専攻科 教育理念
- 医療の高度化・少子高齢化・国際化等、看護をとりまく状況の変化に対応できる資質の高い看護職者の育成を目指す。
- 生命に対する深い畏敬の念と豊かな人間性を備えた看護実践者の育成を目指す。
校長の挨拶
「連携する表現者を育てる教育」
校長 西村 香介
暁星とは夜明けの空に残る星です。本校の名前の由来は、大志をもって暁の星の下で学業に励む青年たちのその姿です。地域の青年たちの「学びたい」という強い思いに突き動かされ、西村大串禅師(大昌寺住職・東京帝国大学文科英文科卒)は、働きながら学べるように、朝4時から6時までお寺の本堂で講義をしたことが本校の始まりです。
102年たった今、社会は大きく変容しました。現在の生徒たちは教室での知識のインプットだけではなく、youtuberのように自己を表現することに渇望しています。教室を飛び出て、フィールドワークや実習を通じて外部と接し、学んだこと感じたことを発信し、その反応をまた取り込んで成長していくことが社会でも求められています。
校歌の「神杉競ひて天をさす」のように、生徒の成長したいという思いを引き出し、伸ばしていくことが本校の使命であると考えています。

西村 香介