【さくら成長日記】母親目線で地域の子育て支援を学ぶ!

看護科・看護専攻科では、学校生活や行事を通して教員が見つめた生徒の成長を紹介しています。
今回は母性看護学の教員が担当しました。
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専攻科2年生で行う「母性看護学実習」は、臨地実習と校内実習を組み合わせたカリキュラムになっています。
本日は、母性看護学実習の「子育て支援 校内実習」の取り組みを紹介します。

  
この実習は「子育てをする親子を取り巻く環境や、地域における子育て支援の実際について、対象の立場に立って理解する」ことを目標に、昨年度から実施しています。

まず、学生は個々の事前課題を持ち寄り、グループワークを行います。

その後、「子どもを連れて外に出かける」という想定のもと、人形を着替えさせ、ベビーカーに乗せます。

↑モデル人形のマロンちゃんは子育て支援実習の強力なサポーターです!

準備が整ったら、ベビーカーを押してフィールドワークに出発!
学生は慣れないベビーカーに悪戦苦闘しながら、加茂市内の子育て支援スポットを確認して周ります。
市役所や市立図書館では、職員の方にご協力いただき、地域での実際の子育て支援について情報収集します。

学校に戻ったら、フィールドワークでの学びをグループワークでまとめます。
今回のグループは教科書やiPad、ホワイトボードを駆使してアクティブに学習していました。

  

ベビーカーを押して加茂市内を周るこの実習では、お仕事中の交通誘導員の方に「もうすぐ雨が降るから急いだ方がいいよ。」と声をかけていただくこともあります。地域の皆様に支えられ、地域の皆様の優しさに触れることもできる実習です。

これから、産婦人科病棟や外来での実習、子育て支援センターでの実習を行う予定となっています。今日の学びを存分に活かして頑張ってくださいね。